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  • インタビュー記事 - マレーシアで頑張る日本人 -|山下 修一 [13/12/2016]

インタビュー記事 - マレーシアで頑張る日本人 - |山下 修一

自称・長崎県大使が故郷の味を世界へ発信山下 修一

長崎県の郷土料理を堪能できる和食店「Nagasaki 和樂」をクアラルンプールでオープン。郷土愛が人一倍強いという山下さんですが、マレーシアにも似た思いがあるようです。

お世話になったマレーシアに恩返しをしたい

当地で和食店をオープンされて3年。認知度も上がって人気店になりましたね。

ありがたいことに、沢山の方にご来店頂いています。お客様は8割が日本人。それもサラリーマンの方が多いですね。当店は長崎の郷土料理が中心ですが、お酒のおつまみになるメニューが多い。地酒も堪能できるので、日本の雰囲気を懐かしみながら、お酒を楽しまれるお客様が多いですね。

始めからマレーシアで開業する予定だったんですか?

いえ、最初は子供の教育目的で来馬しました。長男が日本の学校に馴染めなかったので、いっそ海外で学ばせてみようかと思いまして。約1年間、母子留学ならぬ、父子留学で過しました。無事、長男もこちらの学校にとけ込むことができたし、その間、色々とお世話になったマレーシアになにか恩返しがしたいな、という気持ちからスタートしました。

飲食業を選んだ理由はなんでしょう?

私自身、もともと食べ歩きや飲み歩きが大好きで(笑)。以前から飲食店をやってみたい気持ちはありました。日本では介護施設を経営していて、サービス業の知識や経験はあったので、それをベースに当地でトライする価値はあるかなと。でも一番の理由は、故郷・長崎の美味しいものを皆に知ってもらいたいから。有名な長崎ちゃんぽんはもちろん、五島列島直送の新鮮な魚介類にもご満足頂けると思いますよ。また、店内では、地酒、味噌、醤油など、長崎の特産品を販売しています。今後は取扱商品を増やして長崎県のアンテナショップとしても展開していきたいですね。

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食事処としてだけでなく、長崎県そのものを広めていくスポットにしていくんですね。

そうですね。郷土料理はもちろんですが、長崎県自体をもっと周知していきたいです。その昔、鎖国時代には長崎県だけが外交していて、異文化にもオープンだったのに、今は保守的です。経済的にも弱くなっている。そこで私が架け橋になれればと思っています。実際に長崎の中小企業に声を掛けていて、商品の取り扱いやコラボを行ったりしています。とにかく長崎を盛り上げたい。人一倍、郷土愛が強いんですよ。自称・長崎県大使です(笑)

日本人・マレーシア人ともに喜んでもらえるビジネスを

マレーシア人と仕事をすることはいかがですか?

皆さんが言われていることですが、やっぱりルーズです(笑)。期限や時間を守らない。最初はイライラしましたね。でも次第に慣れて諦めがつきました。相手のペースを尊重しなければビジネスは成り立ちませんからね。ただ気をつけているのは、相手がルーズだからといって、自分もルーズにならないことです。

コミュニケーションは英語ですか?

いえ、全然話せないので、気持ちで伝えています(笑)。耳はずいぶん慣れたのでヒヤリングは上達しました。もちろん英語は話せたらいいな、と思うんですが、このままでも意外となんとかなってしまうんですよね(笑)。ただ、諸々の契約のときは少し困りましたので、英語を使うときは息子に任せています。

今後の展望についてお聞かせください。

引き続き、長崎料理と物産販売ですが、今回、新たにスイーツ事業を立ち上げました。長崎県のケーキ屋さんとコラボしたドーナツとプリンを販売しています。マレーシア人は甘いものが大好きだし、日本のスイーツのクオリティも知っています。これなら長崎料理よりも簡単に、ローカルでも手が届くでしょ?当店のドーナツは、油で揚げないヘルシースイーツ。でも味には妥協せず、日本人でも満足のいく商品に仕上げました。店内販売はもちろんですが、サテライトショップで小売りすることも考えています。日本人・マレーシア人ともに、喜んでもらえると嬉しいですね。

海外事業に対して二の足を踏んでいる日本の方に何かメッセージありますか?

もし、悩んでいるのなら、トライしてみる価値は大いにあります。日本と違い、窮屈すぎない縛りの中で、色んなことが挑戦出来る。やってダメなら他の道を探すだけですよ(笑)

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