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タイに3年住んだ後、マレーシアに3ヶ月住んでみて -2023年版

こんにちは!KL-WINGの上田です。
僕はこの前までタイに住んでいたのですが、こうしてマレーシアで生活し、働いてみると色々と違いを感じることがあります。
ネット上では既に書かれている先駆者の方々がいらっしゃいますが「実際に住んだ」という方はあんまり居ないようなので、改めてまとめてみたいと思います!

1.英語が使えるマレーシア、英語がめちゃくちゃになるタイ

いきなりタイ批判!
ではありませんが、僕は色んな国で働いている人と話してみて「やっぱりキャリアを積むなら英語だな!」と結論付けたという経緯があります。
元々英会話は好きで、更なる上達も目論みて海外に出たのですが、はじめに選んだタイでは理想とは異なる現実に直面しました。
というのも、タイでは”タイ語”の存在感が圧倒的で、仮に英会話をしていてもちょいちょいタイ語が入ってきたり、タイアクセントを身に着けないと手間取るケースがありました。
そのため、結局はタイ語を身に着けざるを得ず(その点に関しては良かったものの・・・)、英語力はキープが精一杯でした。
逆にマレーシアでは英語が使えるため、英語力が下がるという実感はありません。
海外でのキャリアを積むならビジネス英語は必須なので、キャリア面で良いと感じました。(ただ、マレーシアも完璧な英語を使っているわけではないので、日々の努力が必要です)
ちなみに、下画像の情報が面白いです。

こちら、東南アジアにおけるAndoroidアプリケーションの言語対応率ですが、マレーシアは英語対応のものが多いです。(というかローカル言語のマレー語の負けっぷりが可哀想・・・)
ネット上の情報も同じ勢いで、英語で書かれているものが多いため、ローカル情報へのアクセスができるというのはとても嬉しかったです。
ということで、キャリアを意識した言語比較は、マレーシアが良いなあと率直に思いました。

2.種類を取るか、安さをとるか


何の?という話ですが、、、
メシ!メシの種類と値段が違います。
先にタイから書くと、タイは2つの食事に関してコスパが圧倒的です。
それはもちろん「タイ飯」と「日本食」です。
タイ飯は一食100円から食べられますし、お酒を浴びながらタイ飯を食べ漁っても、2,000円程度には落ち着きます。
また、タイの日本食レストランの数はマレーシアの10倍、種類もさながら、競争の激しさからおトクさでも世界トップクラスです。
一方マレーシアの魅力は?と言えば種類です。
マレー、インド、中華、日本、タイ、アラブ、西洋(イタリアン、フレンチ、スパニッシュ)などなど、民族構成・立地・移民制度のおかげでびっくりするほど豊富。
店舗数もそれなりにあるので値段も落ち着いています。
僕はタイ飯と日本食で生活できちゃう人だったのでタイ生活は苦労しませんでしたが、グルメな人にとってはマレーシアが良いと思います。
特にアラブ飯なんて食べたことなかったので、マレーシアのブキビンタンで食べた時は驚きました。

マレーシアに来たら「チキン+ご飯=カオマンガイ一択!」という生活ではなくなりました。笑

3.なぜか涼しいマレーシア、12月が待ち遠しいタイ

同じ東南アジアなのにおろどいた一つが、気候です。
年間の気温や湿度を見てもあまり変わらないのですが、なぜかマレーシアはいつ来ても涼しく感じます。
実際、明確に雨季というものも無く、赤道直下ゆえか安定的な気温が特徴のようです。
逆にタイは4月周辺の猛暑で死ぬほど暑く、9月ぐらいには本格的に雨季が始まってジメジメ、でも12月には天国かと思う乾季がやってくる、という感じでツンデレです。
12月のタイは本当に好きですが、年間を通して考えると、マレーシアの方が住みやすいような実感はあります。
ということで、実際にそれぞれの都市(KLとBKK)の比較データを見てみましょう!

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、クアラルンプールがベースとなっており、+1だとバンコクより1度高い、とかそんな感じです。
驚くべきは湿度(Relative Humidity)で、常にバンコクよりマイナスを記録しています。
ということは、涼しく感じる原因は湿度にあるのかも?と思います。
実際に思い当たる節は多く、マレーシアでは日陰に入ると落ち着く率が高い気がします。
12月のバンコクを思うとバンコクがいいかもと思いつつ、、、やっぱり気候はマレーシアが圧倒的に好きです。

4.GRABか流しか


日本在住の方は意味の分からないタイトルかもしれませんが、在住の方はピンとくる。
そう、タクシーです!
バンコクもマレーシアも電車はあるのですが、結局安いからタクシーに乗るというのが東南アジアスタイル。
どっちも安いなら比較する意味あるの?なんですが、あるんです。
実はこの点については、僕はタイが大好き。
旅行情報ではよく、「タイのタクシーはボラれるし危ないから気をつけましょう」と書いてあるのですが、間違いではないです。
でも実はこの文章、頭に「タイ語が使えない場合は」というのが抜けているのです。
タイ語が使えると流しのタクシーがコスパ最強最強。あとは目的地の言い方などコツさえ掴めば流しのタクシーが最高です。
しかし、一般的に考えれば、GRABとUBERが使えるマレーシアは素晴らしく、圧倒的に安心ではあります。
というのも、「明瞭価格設定」で「道を間違えることが少ない」し「車内が綺麗」からです。
一つ難点を上げるならば、待ち時間が長いこと
雨が降っていると15分待ちもよくあるため、これが辛いです。
とはいえ、日本では受けられない簡単激安のタクシーサービスなので、日々感謝しております。
タイ語が使えればバンコクの流しのタクシーが最高ですが、マレーシアのGRABも良いです!
個人的には、非常に甲乙つけがたい!

5.ガイジンである日本人への目線


日本で言えば、金髪白人の方が歩いていると、それとなく”目線を当ててしまう”ことがあると思います。
タイにおいても、日本にいるガイジンさんほどではありませんが、自分に対する目線や扱いが少し違う感じがしました。
が、マレーシアでは殆ど無い。笑
外人として住んでいるというよりかは「多民族国家マレーシアの当たり前の一部」になっているんだなあと感じます。
とはいえ、GRABのドライバーさんに「Are you from China?」と聞かれて「Japaneseなんです」と言うと、日本ネタで盛り上がるし、好感を持ってくれていることがわかるのですが、話さない限りは中国人とか中華系マレーシア人だと思われているみたいです。
なので、外国に住みながらも普通の扱いを受けられるというのは、実は住む上で心地よかったりするもので、マレーシアのいいところだと思います。
もちろん、タイで皆が「日本大好き!」といつも言ってくれる環境は、それはそれで心地が良かったりもするので、優劣はつけ難いのですが。
ただ、これは見えにくいけど、大きな違いの一つだと思います。

まとめ

正直に言えば、僕はタイもマレーシアも大好きで、実際にこの2つの国で生活できて、人生最高だなあ、なんて思っているのですが、自分の身体は一つしか無いのでこれから海外に住むぞ!という人にとっては難しい2択だと思います。
僕はKL-WINGの人間なのでマレーシアの良さを押したい!という気持ちがありますが、一番目に大事なのは自分のフィーリング。
二番目に大事なのは”将来の視点”だと思います。
海外に来てキャリアアップ!というのが一番いいのですが、中にはキャリアダウンしたり「もう日本に戻っても仕事がない、海外でもあんまり価値がない・・」という袋小路に追い込まれる人も居ます。
そういった状況にならないためにも、働く国選びは大事だし、日本人にとってコンプレックスである英語を身につけるというのは、将来の自分への良い投資だと思います。

「タイのほうが好き!」という方は多いかもしれませんが「マレーシアも悪くないかも」と思えた方は、ぜひKL-WINGで求人をチェックしてみてください!
2023年現在、日本人の仕事が急激に増えていて、就職のハードルも下がってきています。
「英語わからん。。。でもこれから勉強したい!」という方でも応募できる語学力不問求人をKL-WINGにてリストアップしているのでぜひ。
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では!

KL-WING
上田

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