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マレーシア【2020年12月最新版】入国後10日間の強制隔離体験談!

こんにちは!
KL-WINGの水野です。
マレーシアは現在、他の色々な国同様、ビザ(就労ビザや帯同ビザ、学生ビザなど)を持つ方のみの入国が許可されており、マレーシア入国後に最高10日間の強制隔離生活が必須となっています。
そこで今回は、直近でマレーシア渡航される方や、
今後マレーシア転職を視野に入れていらっしゃる方など、マレーシア入国後の強制隔離がどのような感じなのか、3人の候補者の方からお話を伺いました!

マレーシアまであと一息!シングルエントリービザ取得まで

これから紹介するのは、マレーシアで就労ビザ発行許可を得た方のシングルエントリービザを取得するまでの流れです。

① 就労ビザ申請が通り渡航の目処が立ったタイミングで
採用企業よりMyentry Approval LetterWork Permit Approval Letterが送付される。

② 在日本マレーシア大使館にシングルエントリービザ申請のための予約を取る。
混み具合によっては、最短で1ヶ月後しか取れない場合もあるそうです。

③ 採用企業からフライト情報をもらったら、Letter of Undertaking and Indemnity (以下LOU: 隔離期間中の誓約書のようなもの)を記入し、Travel Notice(渡航通知) 取得のためマレーシア大使館にE-mailで下記を送付。
1. LOU
2. パスポート見開きページのコピー
3. フライト情報
4. Myentry Approval Letter

④ 約1営業日後、EmailにてTravel Noticeが送られてくる。

⑤ ②で取ったアポイントメントの日時にマレーシア大使館に行きシングルエントリービザを申請。
《持っていくもの》
1. パスポート原本
2. 証明写真を貼った申請書(両 面印刷) × 2通
3. パスポートの見開きページのコピー × 2通
4. Myentry Approval Letterのコピー × 2通
5. Work Permit Approval Letterのコピー × 2通
6. フライト情報 × 1通
7. Travel Notice × 1通
※念には念をで、提出書類はすべて2通ずつコピーして持参することをお勧めします。

⑥ 3営業日後、晴れてシングルエントリービザ取得!!

※上記フロー、申請に必要な書類等は今後変わる可能性があります。各自でのご確認をお願いします。
※書類に不備があると、申請の予約から取り直すことになるので注意してください。
※申請書類のコピーが足りない場合は、近くのコンビニで印刷して再度持参も可能だそうです。

日本出発からマレーシア到着、隔離先のホテルまで


この流れも3名ともほぼ一緒なので、まとめてお伝えします。

《日本出発》
出発空港のチェックインカウンターで、渡航&入国できることを証明する書類 (記入済みLOUやMyentry Approval Letter、Travel Notice、シングルエントリービザなど書類の検査) 、MySejahteraアプリがアクティベートされているか等をチェックされる。

《マレーシア到着》
① 「MySejahtra」アプリを使ってのチェックイン。

※アプリはダウンロード後、サインインまで済ませておくことオススメします。
※スキャンした後のページは念の為スクリーンショットしておくこと。後々提示を求められる可能性があります。
※その際、マレーシアでの住所を入力しなければならないので会社の名前、電話番号、住所がすぐに出せるようにしておくと便利です。

PCR検査に進む。
【検査費用RM250】クレジットカードもしくは現金で支払う。

③ LOUのチェック&回収

④ 入国管理に進む

⑤ バスに乗り込み、各人の隔離ホテルへ出発。
ホテルは自分で選べないので、あくまで指定されたホテルへ隔離されます。

⑥ ホテル到着
 【隔離費用RM4,700】クレジットカードもしくは現金で支払う。

⑦ 3日〜10日の隔離生活を終えたタイミングで最後の検査を受ける。
【検査費用RM60】クレジットカードもしくは現金で支払う。

すべての検査費用、隔離費用はMyEGを通して事前決済されますが、
候補者が立て替えておいて、あとから企業が返金するというパターンが多いようです。
※今回お話を聞いた内の2名は、14日間の隔離期間中にマレーシア政府からの発表によりある程度に短縮したパターンでした。
現在、払いすぎた宿泊費用はMyEGに返金対応しているところだそうです。

更に日本出発3日前の事前スワブ検査で、隔離期間が10日→7日に短縮されるようにもなりました。
詳しくは在マレーシア日本大使館のHPからご確認頂けます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
マレーシア入国時の強制隔離に関する要件(12月16日更新)

いざ隔離生活スタート!何してた?何が役に立った?など

 

Mさん(女性 / 30代)
隔離期間:14日
隔離ホテル:Dorsett Grand Subang

【持ってきてよかったもの】
食器用洗剤とスポンジ … 期間中はクリーニングが入らないのでカップを洗うのに◎
シャンプーやトリートメント類
歯ブラシ、歯磨き粉
洗濯洗剤 … 小さいものなら洗面所で洗っちゃいましょう!
畳めるハンガー 
おーいお茶など日本茶の粉
お箸、スプーン、フォーク、ナイフ等 … 食事で配られるプラスチックスプーンは弱くて食べにくいことがあるそうです。
上着や靴下 … 温度を上げると部屋の中が湿気てしまい過ごしいくい場合も。窓が開けられない場合もあるので、クーラーを付けたままにして上着や靴下を着用していました。

【持ってきた方がよかったもの】
・勉強道具 …とても暇です。。笑
・日本のお菓子

時間はたっぷりあるようなので、勉強道具を持参するのが良いみたいですね!
また窓が開けられない場合もあるので、好きな香りのアロマオイルなどがあればリフレッシュできるかも!

Tさん(女性/20代)
隔離期間:10日間

隔離ホテル:Hilton Garden Inn Kuala Lumpur North

【一日の過ごし方】
朝7時過ぎにフロア全体に朝食準備完了の放送が流れるので、だいたいそれで目が覚めます。
その後MySejahteraとホテルへ毎日健康状態を報告し、日課としてヨガ、一日のルーティンが崩れないよう心がけました。
昼からは勉強したり、インターネットで部屋を探したり、Youtubeを観たりなど好きなことをしていました。

【持ってきてよかったもの】
Simカード… 事前に購入し、到着後すぐに使用できるようにしておくことをおすすめします。KL空港内の2か所ほどで購入することも可能ですが、もしあの場で列から抜けsim購入、手続きしていたらチェックインが大幅に遅れたに違いありません。
ティッシュ … 備え付けられているものが意外とすぐなくなる
シャンプーやトリートメント
洗濯物干し(小さなもの)
小分けの洗濯洗剤

ホテルは通常Wi-fiがついていますが、空港からホテルまでの移動、隔離終了後のことを考えると予め用意しておいても良いかもしれませんね!

Fさん(女性/30代)
隔離期間:12日
隔離ホテル:Sunway Clio Hotel

【一日の過ごし方】
食事は7:00am、12:30pm、6:30pmを目安に部屋まで持って来られます。
朝起きたら、MySejahteraとホテルへ毎日健康状態を報告し、その後は語学を勉強しました。
Youtubeなどでエクササイズ動画を見ながら運動やダンスの練習、夕食後はゲームをしたりU-nextなどを鑑賞していました。
ストレス解消のために始めたダンスの日記動画を、日々コツコツSNSにアップしていたら、これが見てくれていた方々に好評で、隔離生活中のモチベーションが保てました(笑)

【持ってきてよかったもの】

食器用洗剤とスポンジ
果物ナイフとミニまな板 … 食事のデザートにリンゴや梨が出たときに活躍
インスタント食品やお茶漬けのもと、お菓子 … 全体的に結構オイリーなことに加えて、味付けもカレー味、中華系と一辺倒なので、インスタントの日本食があると助かる。

【持ってきた方がよかったもの】
エキストラのバスタオルやハンドタオル

隔離生活を逆にエンジョイされる姿勢が素敵です!!
持ってきた方がよかったものにあるエキストラのタオルは、敢えて古いタオルで代用してホテルを出るときに捨てて来るとかでも良さそうですね。

いかがでしたか?

コロナ対策のために、まだまだいろんな規制がありますが
徐々にマレーシアへ渡航する日本人の数も増えてきていると実感しています。
このブログが今後マレーシアへ来られる方々の少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最新の情報は在マレーシア日本大使館のHPよりご確認をお願いします。
https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
それではみなさん、これからもStay Safe!
KL-WING
水野

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