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マレーシアで働くなら外資系?日系?5つのポイントでまとめ! -2019年版

こんにちは、マレーシア専門人材会社KL-WINGの上田です。
皆さんは”外資系”という言葉を聞いてどんなことを想像されますでしょうか?
金髪の人が多い?英語で仕事?成果主義?緩そう?
色々と想像するところがあると思うのですが、実際に多くの外資系企業とコミュニケーションを取り、求人も色々と触ってみて、色々と思うところがあったのでまとめてみることにしました。
予想通りな点、意外な点、就職活動においてクリティカルな問題になる点などなど色々とあるかと思うので、気になる方はぜひ読んでみてください。
では、いってみます!
 

1.外資系と一口にまとめることは出来ない。

 

いきなり話がめちゃくちゃになってしまう事なのですが、外資系というまとめ方は雑すぎて「外資系だからこうである!」みたいな話を友人から聞いたとしても、それが自分の場合に当てはまるかどうかは怪しいところです。
”外資”というのは日本以外の国で生まれ、育った企業。(正しい定義ではないですが、だいたいそんな感じ)
外資で一括りにしてしまうと、中国もアメリカもマレーシアも全部同じ扱いになってしまいます。
個人的には企業の出身国を考えるのが大事だと思っており、外資でもカチッとしたのが良ければイギリスやドイツ、緩めが良ければマレーシアや東南アジア系、THE・外資系みたいなのはアメリカだと思っています。
外資に入りたいと思っても、”どんな点に惹かれて”外資に入りたいのかを考える事は非常に大切です。
 

2.面接プロセスが予想外!!


1で”外資系でくくるのは危険”と言っておきながら、くくってしまいます。
面接プロセスに関しては、日式をベースに考えると本当に予想外のことが多いので。笑
具体例としては、その面接方法。
実感では6割以上の外資系企業が「電話のみ」で面接を終えます。
良くてSkypeですが、それでも日本から出ずして内定をゲットする人が多いです。
日系でもSkypeのみで終わらせるところはありますが、その割合は約2割程度です。マレーシアで日系企業を目指す方は、一度はマレーシアに飛んで来ることを覚悟するか、少なくとも東京での本社もしくは出張者との面接を覚悟して始める必要があります。
ちなみに、電話だと2日ぐらいで全プロセスを終了し内定が出てしまうことがあるので、速すぎて実感が湧かないという方もよく居ます。
ただ、電話で終えるところの共通点としては「サポートデスク系・コールセンター系」が多いので、その他のポジションを受ける場合はマレーシアでの対面もあると意識して準備しておくと良いです。
その他の具体例としては、「面接のつもりで行ったら雑談をして内定がでた」、「応募したのに1ヶ月放置された」などはよく聞くところです。
日系でも雑談の多い面接やレスポンスの鈍いところはあるため、これも一括りにすると危険なのですが・・・
 

3.求めている英語のレベルがやや高い


日系の考えている「日常会話レベル」と外資の考えているそれは、少し違うように感じています。
日系の場合はTOEIC600点レベル、基本的な単語を組み合わせてゆっくり進めれば会話が”成り立つ”から日常会話レベルという共通認識。
一方外資の場合、「英語が話せる日本人がほしい」という応募要項の場合は、おそらくTOEIC800点レベルは必要で、なにより”会話慣れ”していると初めて評価がつきます。
過去何度も「英語レベルが足りない」という理由のみで面接がうまく行かなかった人がいたので、外資を受ける方は英語を話しまくっておく必要があると思います。
また、英語の筆記を行う企業はあまり多くないので、TOEICの点数を上げるよりは会話に集中するのがオススメです。(過去筆記があったのは英国金融系、ドイツ物流系)
 

4.コミッションがデフォルト?

 

コミッション営業、というワードは日本でもよく聞くかもしれませんが、外資だとポジションはどうあれ基本的にコミッションがでる感じです。
サポートデスクの場合は「サポート評価が高いからコミッション」、営業の場合は「ノルマを超えたら超えた分のX%がコミッション」、ヘッドハンターの場合は「ハンティング成功したから成果報酬X%」などなど、とりあえず優秀であればコミッションが貰える驚き方式。
日本だとあまり根付いていない報酬体系ですが「自分は外資系のほうがあっている」と思う人の考えの根底には成果報酬が好き、というところがあるのかもしれません。
KL-WINGでは日系のほうが掲載数が多いですが、コミッションの出る企業をピックアップしてみると、圧倒的に外資系のほうが多いです。
 

5.マレーシア以外の外国人が沢山


日本人を雇用する外資系企業のスタンスとしては、「日本人サポートチームの一員」という感じなので、逆に言えば「韓国人サポートチーム」や「アメリカ人サポートチーム」もあってはおかしくない、むしろあって当然なわけで、社内は色々な国籍の方が在籍している事が多いです。
仕事へのモチベーションが”業務の面白さ”よりも”仕事環境”に比重があるという方は、外資系のほうが面白いかもしれません。
日系の場合は日本人がマネジメントに座って、マレーシア人の方と協力して働くというスタンスなので、どうしても多国籍という感じにはなりにくいように感じます。
 

まとめ

かなり粗い記事になってしまいましたが、一番大事なのは最初に書いた「外資を一括りにするのは危険」ということ、そして「なぜ外資が良いのか」をはっきりさせることです。
基本的に仕事を選ぶ時は、何かを諦めることにはなるので、「仕事の面白さを諦める」「給与を諦める」「職場環境を諦める」など具体的なアクションから考え、もしそれで「コミッション」や「多国籍な環境」などが残れば、外資は合っていると言えます。
 
2019年現在、外資系企業の日本人の仕事が急激に増えていて(2017年の3倍のポジション数!)、就職のハードルも下がってきています。
「英語わからん。。。でもこれから勉強したい!」という方でも応募できる語学力不問求人をKL-WINGにてリストアップしているのでぜひご確認ください。
また英語ができてスキルも活かしたい!という方はこちらの全ポジションリストをどうぞ!
 
では!
KL-WING
上田

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