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【マレーシア・現地採用✕教育移住】共働きで子供のケアをどうする問題!!!

こんにちは、KL-WING 藤本です。

近年、注目を集めているマレーシアへの「教育移住」。

お子さんのいる方はもちろん、若い方の中にも「今後のために知っておきたい」という方が多くいらっしゃることと思います。

今日は、マレーシアで小学生くらいまでの子供を預けられる施設について調べてみました。

夫も妻も現地採用で働くことを想定してみましたが、そうでない場合にも参考になると思います!



目次


はじめに

0歳~       シッターさん 等

1歳くらい~    デイケア + シッターさん 等

3歳以上くらい~  インターナショナルスクール(のプレスクール)+デイケア+シッターさん 等

まとめ


はじめに


まず、安心してください!

マレーシアには小さい子供を預けられる施設が、数、種類ともに沢山あります。

よほどの人気施設でなければ、基本的には「入園したい」と申し出れば、さっと入れることが多いです。

保護者の就労状況なども関係ありません。

マレーシアは、国民の平均年齢が28歳と若い国で、子供も、預けたい保護者も、働きたい保育士さんも沢山いるのです。

ちなみに、日本国民の平均年齢は48歳です。


なお、本記事では分かりやすいようにお子さんの年齢で区切って考えてみましたが、一応の目安に過ぎないことをご承知おきください。

数は少ないものの、0歳児から入園できるデイケアや、2歳児から入れるインター校併設のデイケア等も、存在はしているようです。

当然ですが、この記事が全てを網羅しているわけではないことをご理解いただければと思います。


0歳~
シッターさん等

デイケアの対象年齢は1歳以上からとなっていることが多いようです。

よって、0歳児から預かってくれるデイケアが見つからない場合は、シッターさんにお願いすることになりそうです。

シッターさんを探す際、多くの日本人が利用しているのが「Kiddocare」というサービスです。

公式サイトには「親によって親のために作られたKiddocareは、マレーシア初の人気のオンデマンド ベビーシッター プラットフォームで、希望の時間と場所に基づいて、訓練を受け精査されたマレーシアのベビーシッターと親を簡単に結び付けることができます。」とあります。

気になる料金表はこちら!

(RM1=30円として換算)

2時間 RM 60 (1800円)(1時間当たり 900 円)
4時間 RM 90 (2700円)(1時間当たり 675 円)
6時間 RM120 (3600円)(1時間当たり 600 円)
8時間 RM150 (4500円)(1時間当たり 562.5円)
10時間 RM180 (5400円)(1時間当たり 540 円)
12時間 RM230 (6900円)(1時間当たり 575円)

月に20日、1日10時間、子供を預けると、5400円×20日=10万800円になりますね。

この料金、一瞬、高いような気もしますが、シッターさんが家に来て赤ちゃんをみてくれている間、ベビーカーを押さず、おんぶも抱っこもしないで普通に歩けたり、集中して仕事に取り組んだり、外食ができたりするのだとしたら、そちらの方が性に合っていて心身ともに健康でいられ、結果的に赤ちゃんのためにも良い、とお考えになる方は一定数いらっしゃることでしょう。

賃金の発生する仕事に就いていなかったとしても、授乳の合間、シッターさんに赤ちゃんをみていてもらって、落ち着いて家事をしたり、美容院に行ったり、スーパーやモールで買い物をしたり、カフェでボーッとしたり、友人に会ったりしたい、という方も多いことでしょう。


実は私自身も数週間前に初めて、この「Kiddocare」を利用する機会があり、小学生の子供を一人、13時から19時までの6時間、自宅でシッターさんにみてもらいました。

登録し、日時を指定したところ、アプリはシッターさんの候補を二人紹介してくれました。

一人はマレー系の女性、もう一人はインド系の女性で、ちょうどラマダンの期間だったので、マレー系の方は日中、お腹が空いているかもしれないと思い、インド系の方をお願いしました。

アプリでお顔の他、「23歳」「教育学を修めている」「言語は、ヒンドゥー語、マレー語、英語」といった情報も事前に確認できました。

当日は予定通り、サービス開始の15分前に来てくれました。

明るく知的な雰囲気の女性で、今年は高校で教育実習を行い、来年か再来年には先生になる予定とのこと。

私は安心し、遊びや食事などについて確認した後、外出。

約5時間半後、帰宅してみると、シッターさんが持って来てくれたカラフルな粘土で、子供と色々なものを作って遊んでいるところでした。

他に紙工作のグッズも持参して子供と一緒に組み立てたり、絵を描いたり、おもちゃで遊んだりしていた模様。

子供はとても楽しかったようで、私としても大満足、必要があれば是非また頼もうと思いました。



シッターさんを探す方法は、「Kiddocare」のような専門のアプリの他にも、Facebook、ネットの掲示板、知人の紹介など様々あります。

日本でシッターさんをお願いするよりは相当お安いので、必要に応じて上手に利用できるとよいですね。

1歳くらい~
デイケア+シッターさん等

まとめて「デイケア」と書いていますが、実際には「ナイトケア」「チャイルドケア」「キッズケア」「ナーサリー」「プレスクール」「キンダーガーデン」といった様々な名前が付いています。

これらの施設の、対象年齢、預り時間、言語、保育や教育の内容、子供達や先生方の人種や文化的背景の構成などは、非常に多種多様です。

料金も、月に3~10万円超えと、立地、広さ、設備、時間などによってかなりの幅があります。

モンテッソーリ教育を謳っている園もあれば、文字や数字などの学習を重視している園もあります。

マレー系、中華系、インド系、日系といったカラーが強い場合もあります。

夫も妻も現地採用で働く場合、特に預り曜日や時間は、非常に重要なポイントとなることでしょう。

インターネット上に情報を出していない園もあるので、近所を歩いて探すのもオススメです。

そしてデイケアを利用できない時間には、シッターさんをお願いすることになると思われます。



3歳以上くらい~
インターナショナルスクール(のプレスクール)+デイケアシッターさん等

多くのデイケアには、満6歳になるまで、お子さんを預けることができます。

中には、満12歳まで預けられる施設もあります。

しかし、実際には、3、4、5歳くらいで、多くのお子さんが、公立小学校やインターナショナルスクールのプレスクールや小学部に入学していきます。

お子さんがインターナショナルスクールのプレスクールに入った場合、延長保育を利用できるケースもあるとは言え、基本的に預かり時間はデイケア時代より短くなります。

長期休暇も始まり、どんなに少なくとも年間50日は「学校のない平日」があります。

よって、そういった時間は、デイケアやシッターさんにケアをお願いすることになります。

例えば、下校の際、スクールバスにデイケアの前で停まるようにお願いしたり、デイケアの先生に子供を迎えてくれるよう頼んでおいたり、といった事前の交渉や確認が必要になることでしょう。

シッターさんにお迎えをお願いして、家で一緒に過ごしていてもらうという手もあるかもしれません。

長期休暇中にホリデーキャンプに参加したり、塾に行きたくなったりすることもあるかもしれませんが、そのような場合にも当然送迎の手配が必要です。

そもそも子供が長期休暇を有意義に過ごせるようにするには計画性が必須ですが、現地採用で共働きの場合には、一層の工夫と、それなりの出費が求められることになるでしょう。

マレーシアには「子供一人での留守番は〇歳以上から」といった法律があるわけではありません。

しかし、日本以外の多くの国でそうであるように、小学生以下の子供に一人で外を歩かせたり、留守番をさせたり、といったことは安全や防犯の観点から避けるべきでしょう。

お子さんが中学生以上になれば、スクールバスから降りて一人でコンドミニアムの自宅に戻って留守番をするということも可能になっていくようです。

それまでの年月をいかに過ごすかが工夫のしどころと言えそうです。

KL-wingとしても今後とも情報の収集に努めていきたいと思います。



インターーナショナルスクール以外の教育の選択肢や、教育移住の体験談については、こちらの過去記事もご覧ください。

【マレーシア教育移住】生活費用はどれくらい?教育移住を成功させるために~現地採用のポイント解説~

【マレーシア・現地採用✕教育移住】経験者にインタビュー!



まとめ


いかがでしたか。

日本よりシッターさんの料金が低めだったり、デイケアに入りやすかったり、小さい頃からインターナショナルな環境で成長できたりするのは、マレーシアの良いところですね。

反面、日本のように「収入が低ければ保育料も抑えられる保育園」や「学校の休みや時程と連動して運営されている学童クラブ」や「小学生が一人で登下校したり、留守番したりできる、治安の良さ」がないのは辛いところです。

また、一口に「現地採用」と言っても、在宅勤務で勤務時間は固定で土日休みという場合もあれば、出社が必須で早番遅番ありの不定休という場合もあることでしょう。

よって、子供の精神面の安定や、ケアのしやすさを考えると、例えば、夫婦の片方が不定休なら、もう片方は土日休みの仕事を探す、といった工夫が求められることでしょう。

また、給与や資産状況や価値観によっても、子供にどこまでお金をかけられるかは変わります。

自分達はどんな生活をしたいのか、よく考えてライフスタイルを選択できると良いですね。

KL-WINGではお仕事に関するサポートはもちろん、現地生活に関するアドバイスも行なっておりますので、少しでもマレーシア就職に興味のある方はKL Wingのページより会員登録をお願いします。

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