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【KL-WINGインタビュー】生産者と消費者をつなぐ産直プラットフォーム!セカイマルシェ杉山亜美さんに会ってきた!

こんにちは!
KL-WINGの水野です。


最近、いろんなところで見るようになったこんな野菜コーナー。
マレーシア在住の方なら、一度は見たことがあるのでは?

甘〜くて美味しいプチトマトや

小松菜(大人気で売り切れ寸前…!)

大好き!!サツマイモまで〜!

過去にもKL-WINGブログに取り上げさせて頂いたSECAI MARCHE (セカイマルシェ)さん!


今回は同社商品の大ファンであるわたくしKL-WING水野が、
セカイマルシェの代表取締役・杉山亜美さんに突撃インタビューさせて頂きました!

 “Made in Japan” はなぜに高い?

本日はよろしくお願いします。
簡単にご経歴を教えてください。

アメリカの大学で健康科学を学び、卒業後は日本に帰って健康プランニングの会社に就職しました。
仕事は順調でしたが、30歳までに起業したいと考えていたので、27歳のときに退職、28歳でマレーシアに渡りました。そして日本茶を販売する「TEA PRESS」というお店を出したんです。

TEA PRESS!
行ったこともありますが、失礼ながら杉山さんが創業者とは存じませんでした…!


あはは!実はそうなんです。
私自身静岡県出身なこと、また大学時代に勉強した日本茶の効能を世界に広めたいと思ったんです。
お店は大好評で日本人の方をはじめ、多くのマレーシア人の方にも来て頂いてはいたのですが、
その反面、日本商品がそう簡単には売れないという現実にも直面しました。

“Made in Japan” で売り出すことは難しい…?

いえいえ、「日本製」や「日本ブランド」は海外でビジネスする上では大きな強みです。
ただし、商品の値段が現地の生活水準に合っておらず、継続的な消費(=経験)をしてもらえなければあまり意味を成しません。

特に日本茶の場合、一回の輸送量はたかが知れているので、結果日本からの輸送コストが高くなり、商品価格に上乗せせざるを得なくなってしまう。
お客様からしても、日本茶が体に良いとわかってはいても、経済的観点から長期的な消費が難しいとなると、それは自分がやりたかった事とはかけ離れいているように思えたんです。

この矛盾を解決するために、日本に戻って転職しました。

えええええ!!
意外すぎる展開です!!笑

あはは、そうですよね !
帰国後はデロイトトーマツに入社し、海外への輸出拡大支援プロジェクトで「輸送物量を増やしたらどれくらい価格が適正化されるか」など大型ロットの輸送実験を担当しました。
その過程で、仲介業者を最小限にしファームダイレクトで物流を最適化すれば、ローカルの人の手に取りやすい価格に近づくことがわかりました。

「これこそが自分が知りたかった事、目指したかった事だ!」
と思い、2018年、日本とマレーシアでセカイマルシェを立ち上げました。

 

「日本のもの=特別なもの」から
「もっと手軽に手に取ってもらえるもの」へ。

スーパーで買い物していると、セカイマルシェ商品を買っていくローカルの方をたくさん見ます。
「日本野菜が浸透してる!」とニヤニヤしてしまうのですが実際はどうですか?

スーパーマーケットの販売では、水菜やトマト、サツマイモが好評を頂いています。
特に日本人のお客様からは、常夏の国で日本の冬野菜「水菜」が食べられることに嬉しいお声を頂く事が多いですね。
販売当初は日本人の多いMid Valleyくらいしか売れなかったのですが、販売から2年経ち、ようやく全体的に売れているという感じがします。

なんだか嬉しいですね!
ちなみに今現在セカイマルシェではどれくらいのアジアの生産者さんの商品が登録されているんですか?


よく間違えられるんですが、実は「セカイマルシェ」というブランドで栽培している野菜はないんです。
セカイマルシェは、生産者と消費者をダイレクトに繋ぐプラットフォームとして、アジアの生産者様の素晴らしい食材を、こだわりのシェフに届けるための機能を提供しています。あくまでわたしたちはそれら商品を販売するためのプラットフォームとして存在しているんです。

ということは、あくまで商品を販売する土台として存在し「流通」の部分を担っていらっしゃると…?

まさにそうです!

たとえばクアラルンプール市内にあるホテルやレストランは、※キャメロンハイランドの野菜農家から新鮮な野菜を買いたい。

※キャメロンハイランド・・・クアラルンプールの北約150Kmパハン州にある高原地帯。標高が1,500mを超えるため年間を通じて気温が20℃前後と涼しく季節野菜の栽培に適している。

ただしレストランやホテルで使う野菜の量はそこまで多いわけではないし、それを定期的に輸送するとなると、生産者側に莫大な負担がかかってしまう。
「生産者さんには収入を伸ばしてもらい、レストランや一般消費者にはより良い食材をお届けするにはどうしたら良いか」と考えたときに、
物流のインフラを整えることをメインに、あくまで生産者と消費者をむすぶプラットフォームとして存在するところに行き着きました。

じーーーーん(涙)私たちが美味しい野菜が食べられるのは、杉山さんのアイデアがあったからこそなんですね…!
それぞれの生産者さんはどのように見つけられたんですか?


日本や東南アジア近郊の生産地に出向き、商品を提供してくれる生産者さんを訪ね歩いています。
商品を見つけては味を確認し、衛生環境は大丈夫か、供給量は十分か、オペレーションはきちんと組めているかなどチェックします。これは毎回絶対にやりますよ!
あとは、TEA PRESSのときからお世話になっている農園には今も生産をお願いしています。

また「この商品はこの生産者から」などと決めず、良い商品は全部取り扱うようにしています。
現在取り扱っている商品は、法人向けで約2000商品、個人顧客向けで約200商品で、トマトだけでも約60種類取り扱っています。

トマトだけで60種類!ものすごい数ですね!
ちなみに個人でもオンラインサイトで購入できるんですよね?

はい、下記Webサイトからご登録、ご購入頂くことが可能です。
スーパーで買えるものもありますが、日本をはじめ他国から輸入している美味しい野菜や果物もありますよ!ぜひ!!

SECAI MARCHEオンラインサイト(登録用)
https://secai-marche.com/buyer/login/user_login

ありがとうございます!
それでは最後に杉山さんの2021年の目標、そしてマレーシア転職を考えている求職者の方へ一言お願いします!


今年の目標は、生産者と消費者がつながって、両者にとってますますメリットがあるインフラを作っていくこと、そして
近隣諸国へのビジネス拡大です。今後はシンガポールにも進出できればと考えています!

マレーシア転職をお考えの方、マレーシアは本当に住みやすいし、美味しい野菜もたくさんあります!
海外にはじめて来て働くにはバランスが良い国だと思いますし、ミスに寛容なので若い人にこそオススメですよ。
2021年、ぜひマレーシア転職をご検討くださいね。

まとめ

本当にたくさんの貴重なお話をお伺いできました!
私のマレーシア生活を本当に豊かに変えてくれたセカイマルシェのお野菜、ぜひみなさんも手に取ってみてくださいね!

2021年、美味しい野菜を食べて免疫力付けていきましょう!!
コロナになんか負けないっ!

KL-WING
水野